もうすぐで三十路のぼっちブログ

生きている感想を書いています。明るくなりたい。

日記の効果

 日記を書くことの意味について書いてみます。僕は去年の11月24日(土)から日記を書くようになりました。きっかけは、岡田斗司夫さんの「あなたを天才にするスマートノート」でした。

あなたを天才にするスマートノート

あなたを天才にするスマートノート

 タイトルがちょっとうさんくさい気もしますが、僕にはとてもためになりました。日記、あるいは自分について文章で記録を取りたいと思ってる方はよかったら読んでみることをオススメします(Kindle版も出ています。そちらは紙よりも安いです)

 (で、きっかけは同書なんですが、以下の内容はかならずしも岡田氏の書かれていることと関係がないです。)

 僕は書いてあることを真似て日記をつけるようになってから、仕事、プライベートの生活が以前よりスムーズにこなせるようになったと感じます。これは日記をつけるということが次のふたつのことをおこなうことだからだと思われます。

 

1 現状の整理

2 行動履歴の記録

 

 文章にして表現することで頭の中のもやもやとかぐるぐるに輪郭をあたえることができます。僕は買い物しないといけないものをよく忘れていたのですが(トイレットペーパーとか、電球とか)、一度書き出すことで記憶に定着する率が高まりました(それでも忘れますけど・・・)。あと、悩んでるときはとりあえず自分の状態を書いてみることでそれを客観視する助けになるってのもひとつの効用です。

 また、日記は自分の記録にもなります。「何をしたか」について書けば行動の記録になりますし、「何を感じたか」を書けば感情の記録になります。「あのときアレをして、あんなことを感じてたらしい」ということが日記を読み返すことによってわかるのです。苦手なことをこれからやらなきゃならないときに、以前自分が同じことをしたときの記録を見ると、僕は多少気持ちが落ち着きます。「どうせまたアレだろ、前と同じだろ」と思えるからです。感情は一瞬一瞬で変化するのでおぼえておけなくないですか?書いておくことでおおまかな自分の感情パターンがわかります。

 具体的なエピソードをひとつ。僕は合コンが苦手です。初対面の人と合うと緊張しまくってしまうのです。前々からなんとかしたいと思ってました。そこで、合コンに行く前に自分の感情を可能な限りevernoteに入力しておきました。その後しばらくして同様の会があったときにそれを見返すんです。現在の自分の感情と日記にある過去の自分を比べてみて、以前より平気になってる感じがした。それでコンパにもちょっとは慣れたんだなあと感じました。こうすることで自分は変われるということを客観的に確認することができました。自信を持つことができたんです。日記をつけるようになってから、自分の情報を文章に書き留めておくと、色々役に立つということを知りました。

あなたを天才にするスマートノート
あなたを天才にするスマートノート 岡田 斗司夫

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